第4回お笑いホープ大賞決勝

ネタバレ有りなので悪しからず。*1


開場から開演まで、延々と流れるAKB48の曲にかなり洗脳されるw
司会は渡辺アナと宮瀬アナ。
特別審査員は、林家正蔵さん、倉田真由美さん、それと元祖爆笑王*2
一般観客にも審査権。1人1組に投票。
さらに、関係者として客席に入ってる業界関係者にも審査権。
ただし、特別審査員・一般客・関係者の「一票の格差」については触れられず。ってか、正直、エンディングでの審査員のコメントを聞いてるとこれらの投票はあくまで参考資料で、実際には審査員の合議制で大賞が決められてるってことは分かったけど。


登場順に。
最後の点数は個人的な評価。100点満点。
持ち時間は、6分を1秒でも超えると強制暗転・失格なので、実質5分くらいかな。

  • 三拍子「プロポーズ→娘さんを僕に下さい」

どうやら久保さんが出番順1番を引いてしまったらしく、ネタ中にそのこともイジるw
1番を引いたとき、周りの出演者はクスクスしてたらしい。
で、ネタ本編はと言うと、まぁ良くもなく悪くもなく。
「僕ホモなんですけど」は、地味に、しかしポイントになるように使うのがベストだと思うので、今回のように大オチに使ってしまうとややマイナス。
一気に空気を暖め、トップバッターとしては100点。
85点。

ここからしてみれば、三拍子は空気を暖めすぎたという感じだろうか。
前半その空気を引きずりすぎたようにも。
2組続けて、オチが同じw
70点。

  • 茶井木竜象

タイトルはなんて書けばいいのか分からないので省略w
緊張してたね。
ここは逆にラバーガールの空気が合わず、暖まるまでに時間がかかった。三拍子とか東京03のあとの出番だったら、大化けしてた可能性も無きにしも非ず。
ただ、やっぱり決勝は敷居が高かったと思う。
60点。

  • 東京03「日本代表の結果言わないで」

飯塚さんが、日本代表戦を見に行った客。
角田さんが、ビデオ録画してるので結果を知りたくないサラリーマン。
と書けば、このコントがこの先どんな展開で進んで、後から登場する豊本さんの第一声がどんなセリフなのかまでも想像つくと思いますがww
最初は角田さん寄りだった飯塚さんが、途中から豊本さん側に寝返るのとか最高。
90点。

構成にやや難。キャラクター押しだけで行くにしても弱いし。
ピークは前半部分の「亀田の知能 五年生」だったかな。
80点。

客観的に見れば、いつもオンバトとかで見るキャン×キャン
ただ、会場全体の空気作りが物凄くうまいので、一旦その中に入ってしまうと、もうその世界から抜け出すことは困難。
僕は比較的両方の立場から見れてたタイプ。
正蔵さんの言葉を借りれば「またこのネタで勝負してきたか」だけど、大賞獲ってしまいそうな勢いもあったなぁ。
88点。

ここの前に、前半6組終わったって事で審査員の寸評があり、そこで正蔵さんの「ボケは横一線だからツッコミが目立つと有利」と言ったニュアンスのコメントがあった。
そのことをツカミでイジった浜谷さん。
まさかその影響があったとは思わないが、神田さんがチョット空回り気味だったかな。
ボケの時点で笑いが起きてしまってツッコミが映えなかった事情もあるかもしれないけど、「コード短くて届いてない」はもっと上手く言えたと思うけど。
83点。

前半の「もしも織田裕二が〜」で完璧にツカんで、この勢いだったら大賞もと思ったら、後半は「安定」に入っちゃった。
エンディングで、卓ちゃんハンマー2発目のお客さんの引き具合にビックリしたと言ってたけど、1発目の時点で既に同じ反応だったんだから、そこはもっと柔軟に対処できなかったかなぁと思う。
87点。

ゴメン、この人、生理的に受け付けないw
今後、今日の大会のテレビ放送を見る人は、この人のネタ時間が極端に短いのを見て、「放送コードに引っかかったからか?」と思うかもしれないけど、あまりにも反応がなかったので、本番中に急遽ネタを2分ほどカットしたらしいw
50点。

んん〜・・、イマイチ。
リズムもあんまりよくなかった。
長文ネタもあったものの、ややタイミングを外してた感じだし、「くらう好楽」一辺倒ではなぁ。
73点。

基本的に、加藤さんの勢い一辺倒で押し切ろうとするんだけど、勢いそのものにはあんまり波はなかったのに、ボケと言うか、ウケ方には波があった。これが目立つとどうも違和感。
ただ、このメンバーに入っても対等。正直、これまであんまり評価してなかったコンビだけど。
81点。

普通。至って普通。
オンバトなら420〜430レベル。でもセミファイナルでやったら落ちるタイプ。
80点。


以上で全12組終了。
点数の通り、僕は東京03に投票。
感覚では、東京03キャン×キャンの争いかなぁと。


発表までの間に、去年の大賞受賞者キングオブコメディが登場。コント「新幹線」。
テレビより持ち時間が長かったからだろうか、今まで見たことないネタも含まれてた。「名前」のくだりとか。


キンコメさんの出番が終わったら、12組がステージ上に登場。
司会の2人が1組ずつインタビューしていくんだけど、これがまぁグダグダで。
さらに、審査結果が出て、正蔵さんが大賞を発表するときに、さらにグダグダで。
さらに、急遽「特別賞」が制定されて、それを倉田さんが発表する際に、さらにグダグダに。
そのままエンディング。
もしかしたら、放送上は特別賞は無かったことになってるかもw


と言うことで結果ですが、
大賞:東京03
特別賞:キャン×キャン


まぁ妥当な結果。
2年連続人力舎というのは気にせずに、去年2位の東京03が今年は優勝出来てよかったね。という結末。

*1:大会公式サイトで既に発表されているため、問題ナシと判断

*2:高田文夫さん体調不良に付き