全日本大学駅伝関東予選

初観戦。
お祭りみたいな雰囲気でかなり好き。


僕が着いたのは2組の途中。
以下、メモを参考に。

  • 2組

松瀬・長門の順天堂コンビが終始引っ張る展開。
5000mを手前にして、早稲田と東海が各1人脱落。
8000mを過ぎたら、森田/城西や原口/国士舘が先頭を引っ張るも、決め手に欠けてラスト勝負。
ラスト200からのスパートで、川南/神奈川が制した。

  • 3組

超スローの展開で誰も動かず。
松浦/中央学院、松垣/法政、門田/拓殖などが引っ張るも、5000m通過は15分37秒。
7000mで小野/順天堂がようやくペースアップ。
8800mでこれまで終始後方にいた佐藤秀/順天堂が先頭、ペースアップ。これは佐藤秀が獲ったと思った人は多かっただろうけど・・。
ラストのスプリント勝負で、2番手に控えてた小野、さらには3番手にいた仙台育英の同級生伊藤/城西にもかわされて、3位。
小野の最後の直線での切り替えがハマった。

  • 4組

この時点で、僕の周り*1で「早稲田ピンチ」との声があった。
それは間違いなく、これから走る選手も知ってたハズで・・・。
スタートから竹澤/早稲田がハイスピードで飛ばす。
素早く反応したのは、木原/中学・松岡/順天・三島/國學。
最初の1000m2分44秒。
1000m過ぎで竹田/国士舘も追いつく。
一時は後続に4秒くらいの差をつけるが、2000mを5分33秒で通過と同時に竹澤が後ろに下がり、木原が先頭に立った集団はペースダウン。
後ろから、最初の波に乗り遅れた森脇/神奈川の引っ張る集団が、3000m過ぎに追いついた。
その後、しばらく不気味なほどの静けさ。きっと集団の中では様々な駆け引きが行われていたんだろうけど。
6000mを過ぎる頃には、田中/法政が先頭で、前半飛ばした選手は集団後方に。
7800mで森脇/神奈川がスパート。この時点で、いつの間にか2人とも上位に上がってきてた東洋大学
森脇の仕掛けは不発も、これにより竹澤脱落。
ラスト1周は松岡の独壇場。他の選手とは格が違う衝撃のスピードで圧勝。
2位3位に北島・大西の東洋勢。

  • 結果

第1位:順天堂大学 4時間01分31秒30
第2位:東洋大学  4時間01分43秒76
第3位:城西大学  4時間02分34秒24
第4位:明治大学  4時間03分18秒18
第5位:神奈川大学 4時間03分26秒35
第6位:國學院大學 4時間04分04秒75
−−−−(ここまで本選出場)−−−−
第7位:東海大学  4時間04分20秒93
第8位:法政大学  4時間04分24秒85
第9位:専修大学  4時間04分55秒90
第10位:早稲田大学 4時間05分07秒97
(以下、略)


順に触れると。
順天の圧勝は納得。むしろ2位との差が12秒しかないのが意外な感じも。
東洋も、最終組は言うまでもなく、ミスがなかったのでこれも納得。
3位以下は、それぞれミスがあったが、ミスの少ない順に並んだ印象だろうか。
城西って、あんまり目立ってなかったんだよねぇ。これは裏を返せば、堅実なレースをしてたと言う意味でもあるけど。
4位明治。実は3組終了時点で、順天・東洋・明治・城西は濃厚とのウワサがあった。ただ、4組で松本がブレーキだったので、結果発表まで少し心配だった。
神奈川は、積極的なレース展開が功を奏した感じ。
國學院もあんまり印象ないけど、東海と比べると上だったという感じはする。
さて、東海。ハッキリ言って、今日はいい所が1つもなかったと思う。序盤から集団の真ん中より後ろにつけて、早々に脱落し、粘ることも出来ない。この繰り返しだったような。2枚エースを投入しなかったこと含め、チームとしての戦略・戦術に問題があったようにも。


今日の結果はチームの「総合力」が問われた結果だと思う。
大エースはいなくとも8人が確実に走った大学が通って、そうでない所が落ちたと。
もちろん、その「総合力」の頂点に君臨するのは、亜細亜大学

*1:周りは関係者が大半で、途中経過などの情報が入ってくるっぽい。僕は一ファンに過ぎないので何の情報もナシ