第5回トワイライトゲームス

今年は平日開催のトワイライト。
仕事終わりで行ったけど、当然、前半は間に合わず。
今年で3度目の観戦だけど、年々、観客が少なくなってるように感じるのは気のせいだろうか。


以下、適当に。
毎年書いてることだけど、この競技場は観戦に不向き。
直線種目でゴールを見ようと思ったらスタートを見れないし、逆も然り。
で、スタートを諦めてゴール前に陣取るのも毎年お約束。

5m20を3人がクリアして、次の高さは5m31*1
これを有木/ハート&ハートがクリアし、大会新記録。
・・こんなのでいいの??
じゃ、来年は5m20の次の高さは5m32かな。

タイムテーブル的に今日の観戦メインはこの種目にしたけど、出場者のレベルが予想より下だった。
稲生/日大が5m63、5m74と記録を出したが、最後の4回目で*2狭川/PEEKが5m81を跳んで逆転。

で、女子走幅跳が案外だったので、この種目を良く見てた。
2投を終えて8位だった榊原/東海が、試技順変わった3回目に70m82で大逆転優勝。
こんな逆転劇見たことないよ。

  • 男子800m

1組はスタートから佐藤と早川の早稲田勢が飛び出す展開。佐藤はラビットだったらしく500mでお役御免。1人になった早川はペースの切り替えがうまくいかず、後続に差を詰められるも、それまでの“貯金”を生かし逃げ切り。
実力上位者の2組。400m通過は1組より遅かったと思うけど、そこから中野/大塚製薬が抜け出し、直線では服部/東海大の追い上げを振り切り、1分50秒60で優勝。

  • 女子100mH

寺田明日香池田久美子を除いた日本のトップクラスが集結という、地味に豪華なラインナップ。
優勝したのは石野/長谷川体育施設。この大会何度目の優勝でしょう??
石野に最後まで食らいついたのは、熊谷/M&K。
今季好調の城下/青学大疲労がたまってたのか、3位。それでも佐藤/福岡大らを抑え、学生トップ。

  • 男子110mH

内藤真人DNS。田野中/富士通と大橋/ミズノの北京への最終切符を逃した者同士の対決は、田野中に軍配。

  • 女子1500m

谷/アルゼACが快勝。
1周72秒ペースから、最後の400mは67秒くらいかな。
勝ちタイム4分24秒87は、森/佛教大が持ってた大会記録を更新。

  • 男子1500m

そりゃ、この中に混じったら、小林史和/NTNは絶好のペースメーカーにされてしまうよw
ということでレースは、小林が1周60秒ペースで引っ張る展開。
1000m過ぎて少しペースが落ちてきたところで、長谷川/上武大が前に出てペースアップ。
最後は小林が再度抜き返して、レースには優勝。上野裕一郎が去年出した大会記録の3分47秒43には僅かに及ばず、3分47秒75。
2位の長谷川は全カレA標準突破し、こっちも“勝利”。

  • 女子400m

印象薄いので略。
前半は成瀬/日女体大ACがリードしてたように見えたけど、勝負に勝ったのは今季好調の桑原/早稲田大。

  • 男子400m

金丸祐三DNS。優勝したのは金丸と同じ法政大学の宮沢。46秒54は大会新&自己ベスト。
レース後のインタビューで、「法政は金丸だけじゃない」みたいなことを“言わされてた”。*3

  • 女子100m

和田/龍谷と清水/中央のデッドヒート。和田が100分の1秒差で清水を抑え優勝。
11秒82は大会新記録。

  • 男子100m

塚原直貴のためのレースw
去年この大会で自己ベストをマークした塚原。今年は10秒29で2連覇。
正直、今年のこの大会は塚原の壮行会だったよ。
北京五輪代表は、エントリーの段階では3,4人いたけど、実際出場したのは塚原だけだったし。


今大会のMVPは、男子が400mの宮沢洋平/法政大、女子が100mの和田麻希/龍谷大。
・・この手の大会のMVPは、どうしても大会記録との比較になるからねぇ・・。
意味合いとしては“新人賞”とか“敢闘賞”と言った感じで見てるけど。


2年前の「女子300m丹野麻美日本最高記録」とか、去年の「塚原直貴10秒15」に比べるとやや物足りなかった今年*4
時期が時期だけに難しいものはあるんだろうけど・・。
ま、来年以降も大会が続く限り見には行くけどさ。平日開催はチョット大変w

*1:大会記録5m30

*2:この大会、フィールド種目の試技数は4回

*3:だってさ、今日の観客だったら、法政が金丸抜きで関カレのマイル優勝したことくらい知ってるでしょ

*4:2年前は男子100mで朝原宣治vs為末大ってのもあったか