ジュニアオリンピック兼日本選手権リレー(本)

こっちが本更新。


朝から雨が降ったりやんだりの状況も、午後はほぼ止んでた。


ジュニアオリンピック

  • 男子A400m

皆木/神奈川が前半大きくリードするも、後半失速し、太田/東京が優勝。
タイムは49秒09。大会記録49秒07と比較するとかなりの好記録だけど、この人、48秒台の自己ベスト持ってたのね。

  • 男子A800m

池山/新潟が逃げる中、最後に交わしたのは同じ新潟の市川。1分56秒89。
池山も3位に粘り、新潟勢が2人表彰台。

  • 男子A3000m

大本命の勝亦/静岡。
スタートダッシュから先頭を奪うと、前日の予選と同じような光景に。
1000m通過2分47秒は、予選とほぼ同じ。
1400m過ぎ辺りから後続が離れ始め、独走態勢になるのも予選とほぼ同じ。*1
2000m通過5分39秒は、予選よりもやや遅れた。
この辺から、ラップタイムが70秒になったので記録の期待は断念。
それでも勝亦は最後まで独走で8分31秒58。
2番手争いは、1000m過ぎまで勝亦に付いていた両角・樫部と、早々に離れてマイペースを保ってた4,5人の集団が合体しラストスパート合戦。若林・両角・松井・小川などが次々とフィニッシュ。

昨日の“影のハイライト”。
全日中王者の山中/鹿児島が1回目で1m98をクリアし、唯一1m98を成功して優勝決定。
その後、2m01へ挑戦。ちょうどこの頃、リレーの準決勝とかも始まって集中しずらい環境だったけど、この高さを3度目の挑戦でクリア!!
2m03は3回失敗したけど、この日、会場を沸かせた1人。というか、この時点では十分、今日の主役だった。

  • 男子ABC400mリレー

予選は見てないし、準決も真剣に見てないので、情報薄い状況で。
アンカーにトップでバトンを渡したのは静岡。
しかしここから、3番手でバトンをもらった梨本/千葉の猛追開始。
粘る静岡をゴール直前で交わし、優勝。
そしてこれまたアンカーで一気に上がって来た愛知が2位。
静岡は愛知と100分の1秒差の3位。

  • 女子A3000m

今大会の“ハイライト”。
スタートから先頭に立ったのは久馬悠。
69秒-75秒で入り、最初の1000mは2分59秒台。この時点で先頭集団は6人くらい*2
1000mを過ぎると、久馬萌が先頭に。
3周目を73秒で回ったころには、先頭集団は4人に。
そして1400mあたりで、完全に久馬姉妹だけ抜け出す形。
4周目73秒、5周目74秒で、2000m通過が6分04秒。
この辺りから客席の雰囲気が変わり始める。もしかしたら中学記録誕生という瞬間に立ち会うのではないかという、なんとも言えない雰囲気に。
2400m通過は7分19秒。この1周75秒。
2600mの通過が7分56秒だったので、直前のペースを考えると、チョット中学記録は無理かなぁという感じに。
2800m過ぎに悠が先頭に立って、勝負あり。あのスピードで走り続けても、ラストはちゃんとスピードアップしてた。
萌は最後の最後に止まりそうになりながら、なんとかフィニッシュ。ゴールが後5m先だったら危なかったかも。
2000m手前から3位集団を形成してた渡辺と横山が3位4位。ま、あんまり3位以降は見てなかったけどw

  • 女子B100mH

準決勝で森岡/岡山が14秒23の大会新記録を樹立するも、決勝で梅原/京都が14秒04の大会新&中2最高記録。

  • 女子C100mH

さすがに7ヶ月前まで小学生だった人たちの事情は知らんがw
優勝した福部/広島の14秒88は中1歴代2位とからしい。

  • 女子ABC400mR

準決勝で埼玉が47秒44の大会新。
そしてこの準決勝で優勝候補の一角だった千葉がバトンを落とすというハプニング。
決勝も埼玉の快勝。準決勝の記録には及ばなかったけど、47秒57は従来の大会記録は上回ってる。


〜日本選手権リレー〜

  • 男子4×400mR

予選に続いて準決勝も東海大学がトップタイム。
強さを感じたのは、1走廣瀬から先手を譲らずアンカー横田で逃げ切るスタイルを2本続けた慶応義塾大学。
とは言え、本命不在の決勝戦
東海はここまでアンカーだった林を1走にし、アンカーに赤松。
筑波はアンカーに石塚投入*3
スタートから目まぐるしく先頭が変わる展開。
そんな中、日体大が2走から3走の所でバトンを落とす。唯一残った高校チーム広島皆実も離れたが、残り6チームは固まったまま3走。
アンカーへは順天・関西学院・筑波の順。
アンカーでは浦野/広島皆実の追い上げも目を引いたものの、道中ずっと3番手につけてた石塚/筑波が後半ギアチェンジ。最後の直線で前を行く2チームを交わし、筑波大学優勝。
“筑波がアンカー石塚で最後の直線で逆転”って、去年の関東インカレがそうだったなぁ。

  • 女子4×400mR

東大阪敬愛が準決勝から3分41秒78。自身の持つ高校記録に迫るタイム。
ナチュリルの準決勝は、木田-栗本-渡辺-丹野。1走と4走だけ固定させて後は流動的な作戦かな。昨日の予選では後半追い上げられてた渡辺だけど、この日は逆に後半突き放してた。
福島大学は武藤-千葉-村上-青木。千葉が調子良さそうなんだよねぇ。
決勝。
ナチュリルは木田-吉田-松田-丹野。吉田を投入。
福島大学は武藤-渡邊-千葉-青木。やっぱり梓を使ってきた。
都留文化大学も長倉や上田を使ってベストメンバー。
勝負は、ナチュリル1走木田の激走で勝負あり。
・・も、続く吉田と松田に“圧倒的な強さ”は見られず。丹野も後ろとの差は詰められてフィニッシュ。タイムは3分38秒13でチームベストではあるけど、大会記録が大会記録なだけに、*4もうチョット期待してた部分はある。
2位争いは激戦だったものの、福島大学が3走千葉で単独2位を確保し、アンカー青木が丹野との差を詰めるような感じでフィニッシュ。
そして4位に入った東大阪敬愛は3分41秒23の高校記録樹立。

*1:この辺を見て「勝亦がペースを上げてる」という人もいたけど、ラップタイム測ると68秒〜69秒で安定してるので、それは違うかと。1周の中でペースの上げ下げがあれば別だけど。

*2:久馬姉妹・黒岩・竹内・家納・渡辺・横山。7人いたw

*3:齋藤とか安孫子はエントリー自体されてない

*4:2007年福島大学:3分34秒70