関東インカレ3日目@国立競技場

後半戦の開始。
今日は記者席で観覧。
キーが合わないなら、日本女子体育大学は無理して「鉄腕アトム」を歌わなくてもいいのにと思いつつ。

  • 1部200m予選

DNSが4人いたので、23人から16人へ絞る予選。
1組の安孫子/筑波や2組の齋藤/筑波は流し過ぎて組2着。
4組で金丸/法政、石塚/筑波、本塩/城西の対決を楽しみにしてたけど、金丸DNS。この組は本塩が1着。

  • 1部800m予選

1組は横田/慶應が危なげなく。
2組は粟津/明治が引っ張り、ダニエル/日大が付く展開。500mでダニエルが前に出ると、粟津も抵抗するが、追い切れず。林/東海が3位に沈んだ。
3組。1着フィニッシュの鷹見/国士舘が失格に。

  • 1部400mH予選

プログラムと実際のスタートリストが大幅に違うという。
吉田/順天は危なげなく。
今関/順天が調子いいかな。予選で去年の高校チャンプ岸本/法政に0秒58先着。

  • 1部3000障害決勝

菊池/順天は何かあった??400地点ではすでに他の11人から大きく遅れてたけど。
山下/中央が引っ張るレースは、徐々に徐々に人数が絞られて行き、またその中で松本/山学が少しずつポジションを上げていて。
2000mを5分52秒で通過後、松本がペースアップすると、勝負あり。
2000mでは8番手だった加藤/城西が、後半ペースを上げ、落ちてきた選手を料理し、4着フィニッシュし、5点獲得。
中央のトリプル入賞、駒沢のポイント無し以上に衝撃的なのは、この種目で順天堂がポイントを獲れなかったこと。

  • 1部4×100mR決勝

早稲田と筑波が互角の展開。・・も、筑波は2走齋藤から3走伊丸岡の間でバトンミス。4走石塚が追い込むも、早稲田・中央の後塵を拝す。
城西は3走から4走のバトンパスがゾーンを超えてたような気もしたけど、6位の記録が公認されてるから、これ以上は何も言わないww
後、慶應が途中棄権したことには、全く気付かなかった。
完走7チームで7位が40秒12だから、条件よかったんだよねぇ。*1

一昨年の全カレで8mを跳んだ鈴木秀明/順天堂。それ以降、あまりいい話を聞かなかったので、僕の中で少し過去の人になりつつあったけど……。
そんな鈴木が2回目に大ジャンプ。踏切り直前で足を合わせたようにも見えたけど、バンッと踏んだ踏切で、体がフワッと上がった感じ。横向きに走ってきたエネルギーを上向きに変えるというのはこういう事なんだなぁと。
8mまでは行かないけど大会記録周辺に着地した跳躍は、7m93の大会新。
これで一気に砂場周辺のテンションは上がっちゃったわけですよw
3回目にも7m92を跳んで、再度客席のテンションを上げさせた鈴木は、後半3回が全部ファールに終わってもいいんですw
ようやく6回目に、去年の全カレ王者の堀池/早稲田が7m85を跳ぶが、時すでに遅し。
むしろ、資格記録が7m54なのに、3回目に7m72を跳び、6回目に7m80を跳んだ坂井/順天堂に目が行った。

ルーキーの犬伏/日大が49m12を投げた投擲を見逃した……。
その分、堤/国士舘の50mOverを見られたからよしとするか。
蓬田/国士舘は調子悪かったんだろうか。3番手で前半戦を終えると、5投目に49m10まで記録を伸ばすが、犬伏に届かず3位のまま。
って、堤・犬伏・蓬田というTOP3は、高校歴代TOP3と全く同じ順位なのか。

  • 2部200m予選

2組で神山知也/作新学院が21秒11の大会新。
……この「大会新」は信じていいんだよね??2年前の決勝で神山が21秒16で走った時も「大会新」と騒がれたけど、今年のプログラムでは大会記録は「21秒12(2005年)」になってる*2。巻末についてる過去の優勝記録を見ると、2006年は21秒05だが、これは追風参考なんだろうか??
その他、岩堀/大東文化が欠場したのは、故障だろうか??400mR決勝にも出てなかったし。

  • 2部800m予選

「2着+2」の予選。
有力選手にとっては、下手に駆け引きするよりも、スタートから飛ばして逃げ切る戦法が得策だったっぽい。
決勝は佐藤/専修が大本命でしょう。

  • 2部3000障害決勝

神奈川大学日本女子体育大学の応援をパクッてるのを見つつw
大野/中央学院がハイペース気味に飛ばすレースは、1000mを2分52秒で通過する頃には4人に。
その後も1人また1人と落ちていき、最後まで粘った濱/大東文化も2000m過ぎに脱落。
大野だけ実力差があったレース。
5着入線の坪内/神奈川が失格になってる。

  • 2部4×100mR

平成国際vs大東文化の構図。
平成国際がリードを守り切り、40秒28の大会新記録で優勝。
大東文化は40秒39で大会タイ。

  • 女子200m予選

高橋萌木子/平成国際が23秒69の大会新記録。
ホント、スタートも速くなったなぁ。

  • 女子800m予選

有力選手が順当に組1着で通過する中、宇田川/立教だけ組6着と惨敗。

  • 女子400mH予選

4組で1着フィニッシュの米田/中央が失格に。

序盤は集団のまま。
5人の集団から、5000m過ぎに道口/国士舘がペースアップされると、集団がバラけた。
道口は逃げ切りに成功も、バラバラになった集団が6800m地点ではまた1つになるなんて現象も見つつ。
道口は去年より約1分速いタイムで、連覇達成。

  • 女子4×100mR決勝

筑波が逃げ、平成国際が追う図。
この差ならアンカーで平成国際が逆転だなぁと思った瞬間、3走から4走で平成国際がバトンミス。
スルスルと上がってきてた中央と、逃げる筑波の争い。
ラスト20mの高橋萌木子の追い込みは驚異的だったけど、上位2校には届かず、筑波が中央の追撃を抑えて、6年ぶりの優勝。
筑波の45秒12、中央の45秒14、平成国際の45秒35は、大会新&関東学生新&学生単独チームとしては福島大学に続いて歴代2位3位4位。

1回目に飯山/群馬が12m39を跳ぶが、そこから先は筑波勢が主導権を握った。
1回目に前田/筑波が12m37で2位に付くと、3回目に大坂/筑波が12m65の大ジャンプ。
5回目に前田が12m60を跳んで2位になると、筑波大のルーキーがワンツーフィニッシュという結果。

*1:後で書くけど、2部と女子のこの種目では大会新が出てるし

*2:ちなみに2006年のプログラムでは大会記録は「21秒20(2001年)」