東京六大学対抗陸上@国立競技場


【追記】
アメブロの方に今日撮った写真を少しアップ。
撮り方も下手だし、載せ方も下手ですけど……
BLUEBLUE番外記
【追記終】


なんだかんだで、もう4年連続の観戦。
これも毎年だけど、この時期は観戦の『勘』が鈍ってるのを再確認しつつ。


時間の都合で後半の種目は見られなかったけど。

  • 対抗100m(予選)

本橋/慶應が10秒56。なかなかのタイムだけど知らない選手なので「1年生かな」と思ったら2年生のようで。
もう1組の予選の1着が小林/法政だけど、タイムは10秒70。
決勝はその小林が優勝したようで。小林がこの大会で怪我したのって2年前だったっけ。

  • 対抗400m

2組ある予選を共に早稲田が制し、決勝も浦野・中村で早稲田ワンツー。
400も早稲田が強そうだと思うとともに、法政の地盤沈下が著しいが。2人出場で、決勝7位と予選落ち。
3位が立教の選手だったけど、そう言えば立教には去年までも岩国とかいたから、400系強いのかも*1

  • 対抗800m

スローペースで始まり、大城/早稲田が先頭で通過した400mは56秒45。このペースでも大城は単独先頭だったけど、600mで後続に捕まる。
第3コーナーで最初に仕掛けた勝俣/法政を先頭に直線に向くも、粟津/明治が逆転し1着。さらに石丸/明治も勝俣との競り合いを制して、明治大学ワンツーフィニッシュ。
……え〜っと、明治大学がこの種目を制したのは第43回にして『初』ってマジ??
粟津とか中野とか、最近は高校時代に実績のある800mの選手も入ってたので、ある程度伝統があるのかと思ってたが。

  • 対抗1500m

最初の1周65秒から、2周目は68秒とスローペース。
800mで痺れを切らした立教の選手を利用して、卯木/早稲田がペースアップ。……も、決定打には欠け。
最後の直線で満を持して先頭に立った松本/明治が1着フィニッシュ。
早稲田が6連覇中だったけど、明治が7年ぶりにこの種目制覇。って、この辺はプログラムに書かれてる過去の結果を見てるけど、その7年前の優勝記録が4分10秒3ってなんだよww

  • 対抗110mH

法政の注目ルーキー矢澤。予選は14秒58から、決勝14秒31で優勝。
決勝は途中まで日野/早稲田と競ってたように見えたけど、終盤で一気に差が開いた。2位の日野との差は0秒21。
飯田とかモーゼスが卒業したから、今年の110mH路線は分からないなぁ。大室/筑波が本命なんだろうか。

  • 対抗3000SC

明治のルーキー妹尾がハイペースで飛ばし、1000m通過は2分50秒。しかし2000mの通過が5分57秒となれば、さすがに雲行きは怪しく。
この頃には2位争いから抜け出してた末山/法政がすぐ後方に。
2100m過ぎに先頭に追いついた末山は、マイペースを保ったまま先頭に。
後は差を広げるだけのフィニッシュ。
優勝タイムは9分00秒03だけど、最後にガッツポーズをしなかったら8分台だったかなww
1人で飛ばした妹尾も9分05秒で2着フィニッシュ。展開に恵まれたら好記録を出せそうな予感はある。

  • 対抗4×100mR

やっぱり慶應の本橋は速いよ。1走だったけど、ほぼトップでバトンを渡したんじゃないだろうか。
まぁ2走に入るとここに江里口を置いてた早稲田が一気にトップに立って、勝負は決まったんだけど。
東京大学の4位フィニッシュを「意外と健闘じゃん」と見届けたその直後に『H』マークが飛びこんできたのにはチョット衝撃。小林とか矢澤を使わなかったとはいえ、法政が最下位ってさぁ……。

フィールドはほとんど見てないけど、この種目だけ。
前年覇者の宇都宮/慶應が中心だろうなぁと思ってたけど、1m90を1回失敗したり。その横で1m90を1回で成功させた法政の笹嶋という選手。実況席もその実力差が気になったらしく。「星稜高校卒業で、インターハイ○位で、日本ジュニア○位で、自己記録は2m10で」とアナウンスし始めた。
宇都宮が3回失敗した2m00を1回で成功させて、早々と優勝確定。
2m05を2回目で成功させると、2m08も惜しい跳躍が続いた。
去年の高校走高跳は1人の「怪物」しか追って無かったけど、まだまだ何人か逸材が眠ってるのかな。


この大会は「対抗」以外にも「OP」に気になる選手も出てたり。

  • OP100m

全体1位は平松/明治の10秒87。
2組には棒高跳の笹瀬/早稲田が出場。11秒06で組1着。笹瀬をトラックレースで見るのは、2年前のトワイライトゲームスで4×100mRを走ってた時以来かな。

  • OP200とか

女子の100,200に出た信岡紗希重とか、男子200の金丸祐三とか、男子400mの横田真人は、下の記事参照。金丸はたぶん練習用のユニフォームを着てたな。横田とか後述の山田は完全に富士通の試合用のモノだったけど。

  • その他OP

女子400は桑原/早稲田が1着だけど、タイムは58秒09。春先は調子が上がらないのかな。
女子100mHは去年の全カレ王者の紫村/早稲田。14秒10(+0.8m)も、今日の記録は参考外でしょう。
女子400mHは出場1人だったけど、その1人が赤司/立教だったので。1人で走っても61秒54を出せるのはさすが。
男子砲丸投には日本記録保持者の山田壮太郎/法政→富士通が登場。2投目の17m06だけ見たけど、例年春先から高記録連発というのをここ何年か見てきたので、今年のこの調子はチョットだけ気になる。


この大会の目玉の1つは六大学の応援団による「応援合戦」だけど、今年は今まで見たのと形が変わってた。
今までならその年の幹事校*2が中心となって、その大学が長時間のパフォーマンスを披露するものだけど、今年は各校が平均的に披露。最後に副幹事校の法政大学が少し長めにやってたけど。
後、パフォーマンスを終えた大学のリーダー部員とかチアリーダーが客席に行って盛り上げたのも初めて。これ、まさかアドリブじゃないよなぁ。と言うのは、それまでに「今年の応援合戦はやけに盛り上がらないなぁ」という個人的な感想を持ってたので。
……ここまで敢えて触れなかったけどやっぱり最後に書いておくこととして、応援合戦の形態が例年と違ったのは「今年は明治が主幹事校だったから」ってのは理由にあるのかなぁ。

*1:そう言えば岩国って大学卒業したら競技引退だろうか

*2:今年は明治大学