関東インカレ3日目

これを書いてるのは28日なので、細かい記憶は曖昧かも。

スタートから飛び出たのは、越/筑波と大里/城西。ほどなくして大里が遅れ、持ちタイムからしてもこれで決まりかなぁと。
・・が、越のペースがイマイチ上がらず。というか2番手に上がってた道口/国士舘との差がみるみる縮まっていき。4000mでは12秒差あったのに、あっという間に追いつかれ、逆転され、5000mでは逆に11秒差をつけられることに。
トップに立った道口は後半も1Km5分00秒ペースを守り、49分42秒93で優勝。越は4着。競歩でこんな「逆転劇」って初めて見た。

  • 400mH予選・準決勝

1部。前年覇者の笛木/日大が卒業し、絶対的な本命がいないレース。持ちタイム1番の猪瀬/東海大は1組4着で、辛うじてプラスで決勝進出*1。どうでもいいけど、個人的に「1着+○」というタイプの勝ち抜け方式は好き。選手は大変だろうけど。
2部。前年覇者の岩国/立教が予選で2着。この組1着は110mHが“本職”の秋山/埼玉大院。
女子。予選・準決勝ともに60秒を切った津留/早稲田と田子/中央に、準決勝のタイムNo.1の上田/都留文化が絡む展開か。

  • 800m予選・準決勝

1部の決勝への勝ち抜けは「2着+2」。1組に登場し終盤レースを支配していた横田/慶應は、最後の最後で油断しすぎて組3着に。プラスで拾われたけどさ。
2部。今年から吉井と山口が「早稲田大学大学院」として2部のこの種目に参戦。今年は明治勢(中野・粟津)もいるし、佐藤/専修も調子良さそうだし。前年覇者の岡崎/青学が目立たない。
女子。創造学園大で孤軍奮闘してる須永を応援したいんだけど、準決勝で品田/筑波が2分09秒台。

  • 200m予選

1部。金丸が21秒11のシーズンベストタイ。出場30選手で、欠場が6人いて、準決勝への勝ち抜け16人なので、それほど見ごたえもなく。
2部。100mでは調子悪そうに見えた神山/作新も、本職の200mでは余裕がある。正川/日体大専との争いになりそう。
女子。高橋/平国大は北京行ってるから不参加なのね。中村/慶應の調子が良さそうだ。タイムは度外視。

  • 2部3000m障害決勝

2000m通過時では、大野/中学、濱/大東、緒方/亜細亜の先頭集団。4番手集団の佐藤/大東、佐々木/青学、谷口/東農とは差がついてたので、優勝は前の3人の誰かだろうという大勢の意見。
しかしラスト1周を前にして、佐々木がスパート。集団から抜け出すと先頭との差を見る見る縮めて行く。バックストレートでついに追いつくと、スピードはなおも衰えずに差を広げて、大逆転の勝利。
「逆転優勝のインパクト」という点では、今大会1番*2

  • 1部3000m障害決勝

コスマス/山学を順天堂3人衆(菊池・武田・須田)がマークするという展開で進む。レース終盤、コスマスが脱落すると完全に順天堂勢が支配。唯一抵抗したのは松本/山学。まずこのペースについていけなくなった須田が脱落し、最後の最後に武田も逆転して2着フィニッシュ。1着は菊池。

  • 女子5000m決勝

日大の外人は無理に飛び出すことをせず。
10000m覇者の酒井/城西が先頭で、それをマークする形で石橋/早稲田とか野口/順天堂とか。4000mを過ぎるころには先頭集団は上記の3人とアン/日大の4人。しかしその後、酒井がペースアップすると、勝負あり。
最後は「時計との戦い」になって、16分00秒02でフィニッシュ。

  • 4×100mR決勝

1部。アンカーにバトンが渡ったのはほぼ同時だったと思うけど、アンカーで早稲田が筑波を突き放し、早稲田4年ぶりにこの種目優勝。
2部。東京学芸大が優勝だったけど、どんなレースだったっけな・・。午前中の準決勝を見てなかったので、上武大とか国士舘院が準決勝敗退してた事を直前まで知らなかった。
女子。この時間帯、天気最悪だったんだよ。そんな中のレースは、筑波・中央・日体の三つ巴。最後に突き抜けたのは日体大。タイムは45秒40の関東学生新記録。この天気の中、上位3チームが45秒台。

風の関係で、先週はゴール側で行われてたけど。今週の砂場競技は100mスタート側でやってて。ゴール側に座ってた僕はあんまり注目して観てなかったわけで。
そんな中でも、中村/慶應の跳躍だけは注目。2回目に5m92を跳ぶと、3回目に6m10。試技順が変わった4回目には6m38。全参加選手の中で1人だけ助走スピードが全然違うもん。

1回目に49m03を投げて勝負を決めた蓬田/国士舘が、5投目に50m越え。2位に注目のルーキー堤、3位関根で、国士舘が表彰台独占。

1回目が終わってのトップは渡辺/筑波の7m60という展開の中、新村/東海が2回目に7m74,3回目に7m80を跳びトップに。2番手には3回目で7m72を跳んだ堀池/早稲田。三段跳に優勝した十亀/法政が2回目に7m63を跳び3位。
上位3人はこの3回目までの記録でそのまま決まり。

1投目で50m82を投げてた岩木/国士舘院が最後の6投目で52m43を投げて優勝。
50m越えが1人だけってのはチョット寂しいかな。

*1:勝ち抜けは「1着+4」

*2:2番は上の女子10000m競歩