関東インカレ初日@国立競技場

今年最大のサプライズは、記者席の半分が一般にも開放されたこと。
……それでも自分は、いつもの場所で見るんですが。
でもそのせいか、いつもの場所の周辺には空席も目立った。もしかして日体大がいないことも影響してる??*1


1部を中心に印象に残った種目いろいろ。

  • 1部100m予選

元塩/城西の手の振りって独特だね。
27人→16人に絞る予選なので、まだまだ。

  • 1部400m予選

金丸/法政が唯一46秒台。
廣瀬/慶應や石塚/筑波も順当に組1着。
IH連覇のルーキー佐藤/筑波にも注目したかったけど、予選で同組の金丸との実力差がはっきりと出てしまった。

  • 1部1500m予選・決勝

ダニエル/日大がここにエントリー。ってか、ダニエルは800m〜10000mの4種目にエントリー。日程的にはうまいこと1日1種目だけどさぁ・・。
そんなダニエルの入った予選1組は超スロー。LAP71秒-67秒でダニエルがペースアップ。次の1周が57秒でゴールタイムは3分58秒32。
打って変って決勝はスタートからダッシュ
八木/早稲田がダニエル追走も、100mで華麗に散って行ったww
追走を一瞬迷った高林/駒沢が、単独3番手という半端なポジションに。
ダニエルはLAP56秒-59秒-62秒でゴールタイム3分44秒18。後半チョット落ちたのがもったいない。モグスの大会記録も更新できず。
ダニエルの後方では、ずっと単走の高林に、800m過ぎに畦田/城西・宇野/東洋・藤本/東海が追いつく。さらにラスト1周を前に、菊池/順天・花島/日大・大石/中央も追い付いてスプリント合戦。藤本が仕掛けたのを合図に、大石がカウンターアタック。ラスト勝負は菊池が制し、菊池2位、大石3位。以下、宇野・花島・藤本・高林・畦田。

  • 1部110mH予選

モーゼス/国武、中村/筑波、飯田/早稲田の3人が組1位という堅い結果。
ルーキーの大室/筑波がチョット期待外れだったかな、予選落ちという結果に。

  • 1部400mR予選

なんか、大物選手の卒業とか、有力選手の分散とかで、名前だけで圧倒されるようなチームが減った印象。
そんな中では、早稲田と筑波の争いになりそう。
法政・東海・日大が予選敗退で、東洋や城西や慶應が決勝進出というのが、時代だろうか。

高張/東海が2m17で優勝。自己記録の2m22に挑戦も、1回目の助走で足を負傷か??2m22を1回でパスし、大会記録の2m26に挑戦したが、2回失敗。
東海大がこの種目で17点の荒稼ぎ。まぁ毎年こんな感じだったかもしれないけど。
小野田/順天が2m05の6位とやや不調。

山田/筑波が1投目の73m67で勝負を決めた。
他に70mを超えたのは、榊原/東海の4投目だけ。

  • 2部100m予選

去年優勝の田中/成蹊が予選で組2着。

  • 2部1500m予選・決勝

去年の全カレ王者、長谷川/上武が1組の6着。予選通過は「3着+3」なので予選敗退かと思ったけど、プラスの3番目で通過。
予選1組は大谷/青学がいいペースで引っ張って、1着は3分52秒台。
2組は松原/東農の大逃げ。最後に追いつかれそうになるも振り切って、1着のタイムが3分55秒台。
3組は超スロー。LAP73秒-70秒から、1着タイム4分04秒。
決勝は大谷/青学の逃げで始まった。LAP59秒-63秒で800m通過。この頃、2位集団の先頭には荒井/青学が進出。てっきり、先頭に立って集団のペースを落とすことで大谷の逃げを助けるのかと思ったら、その正反対。一気に大谷との差を詰めると、そのまま先頭に。ラスト200m松原/東農大が追い上げるも届かず、3分48秒27で優勝。

林/日本橋学館が連覇。
この種目は、2部よりも3部のほうが優勝記録いいな。

  • 女子100m予選

高橋萌木子/平国って、スタートも速くなったねぇ。
城下麗奈/青学がエントリーしてたけど、髪が伸びたせいか、しばらく気が付かなかったww

  • 女子400m予選・準決勝

準決勝2組に登場した中村宝子/慶應。スタートから、200m競走かと思うような猛ダッシュ。後半追いつかれたけど、直線ではさらに伸びてそのまま組1着。
とは言え、予選・準決勝を見た感じでは、津留/早稲田が本命だろうなぁ。

  • 女子10000m

阿部/城西国際の大逃げで始まった。去年の酒井/城西の再来かと思ったけど、そこまでは上手くいかず。
3500mあたりで後続4人に追いつかれると、一気にスローダウン。
その間、終始先頭を引っ張ってた斉藤/城西が6000m手前でペースアップ。反応したのは後藤/日大のみ。
そこからずっと、斉藤・後藤の順で、ファイナルラップ。ラスト100mで初めて後藤が前に出て、そのままフィニッシュ。
離れた3番手には去年この大会2冠の酒井/城西。

  • 女子100mH予選・準決勝

13秒台のタイムを持ってる選手の大半が1年生なので、力関係が分かりづらい。
そんな中、決勝に残った8人のうち、6人が1年生。でも2組あった準決勝の1着は両方とも3年生。
しかし、14秒07でも決勝に残れないって、レベル高いよなぁ。

  • 女子400mR予選

中央が予選から45秒57の好タイム。
平成国際は高橋を温存。

今野/聖学院が3m92の大会新記録。


初日はこんな感じ。
大学院が3部に隔離されたせいで、2部が全体的に迫力不足。
それと、大学院の選手のエントリーも減ってると思う。

*1:東京都がインターハイの予選やってるからかな