日本インカレ2日目@国立競技場

適当にざっと。
後日、気が向けば色々付け足していくかも。


欠場者が多いとの理由で、男子3000m障害は予選が無くなって、明日一発決勝に。

  • 男子100m決勝

江里口/早稲田の圧勝劇。そう言えば3連勝なんだよねぇ。2年前は塚原のフライング失格による番狂わせの優勝だったと思うけど、今や大本命。
10秒13で駆け抜けて、客席からも大歓声。*1
2着にも早稲田の木村。我孫子/筑波が後半失速して5着。

  • 男子200m予選

予選を見る限り、齋藤/筑波かなぁ。20秒台で走ったのは、高瀬/順天と我孫子/筑波。この2人は同じ組。
筑波勢がどうも本調子ではなさそうなので、準決勝・決勝と2本走る明日、足元をすくう選手が現れてくるかも。それは小林/法政か本塩/城西か土手/立命か。

  • 男子800m予選・準決勝

大本命は横田/慶應。予選は後方待機でラストのみペースアップ。準決はスタートから先頭に立ち主導権を握ったままフィニッシュ。決勝はどっちのパターンで来るだろ。
対抗には準決勝でもう1組で先頭だった岡崎/早稲田を。他の選手は、準決勝をもって、横田・岡崎との力関係は見えてしまった感じ。

  • 男子110mH予選・準決勝

モーゼス/国際武道と飯田/早稲田の一騎打ちなんだけど、準決勝でこの2人が同じ組に。結果は、先行した飯田を難なく交わしたモーゼスの勝利。となると決勝も……。
一応他に注目するのは、追風参考ながら準決勝で13秒73の大室/筑波と、名門・福岡大学から西澤。

  • 男子400mH予選

世界選手権セミファイナリストの吉田和晃/順天堂を僕が知ったのは去年の全カレ決勝。つまり、予選の段階では知らなかったと。そんな吉田は後半流して50秒50。
決勝で49秒台の走りをしたら、ついてこれる人はいないだろうなぁ。
吉田以外で唯一49秒台の今関/順天は、前半流して51秒11。前半から突っ込んだら、いい勝負になるかも??

  • 男子4×100m決勝

江里口-木村-梶-久保田の早稲田と、安孫子-齋藤-石塚-伊丸岡の筑波。
早稲田がわずかにリードでアンカーへ。アンカーで差が開いて早稲田の逃げ切り勝ち。
筑波は最後、早稲田を追い詰めるどころか、逆に3位の順天堂に詰められた感じ。
4位立命館、5位中央まで39秒台。

  • 男子4×400mR予選

早稲田・中央・日体・慶應と言った所が予選落ち。慶應は今まで、廣瀬-○○-○○-横田のパターンが多かったと思うけど、今回は廣瀬を2走にして、横田は使わず。
金丸を珍しく2走に置いた法政は*2、東海に1秒以上離されながらも決勝進出。
予選で7秒台が京都産業・筑波・中京。東海は8秒01。それに関東王者の順天堂と、金丸擁する法政。決勝は混戦になりそう。

3回目を終えて8位の皆川/東海が5回目に7m83を跳び大逆転勝利。
後半、トラック種目と重なったせいか、ファールする選手が続出。2位の堀池/早稲田なんて8m間近のジャンプが何本もあったのに。
後、やっぱり鈴木/順天は、当たればとんでもない飛距離を飛ばすけど限りなく打率は低いホームランバッターだと再確認。

序盤3投をともに60m越えの知念/順天がリードして前半終了。
しかし最後の6投目で田中/鹿屋体育が62m81を放ち逆転。
追い詰められた知念、最後の1投は、田中と同じような位置に落下。計測の結果、62m82。
1cm差で知念の再逆転優勝。
この種目で順天が1位4位5位と17点も荒稼ぎしたのに驚き。*3

有間/早稲田の優勝。土井/早稲田が棒高跳で5m10を跳んだこともあり、8種目終了時では早稲田がワンツーだったけどね……。

  • 女子100m決勝

高橋萌木子/平成国際が3連覇。
スタートやや遅れるも、中盤で先頭に立ち、終盤はその差をキープしてフィニッシュ。
2位との差がそんなに開かなかったからか、去年作った大会記録を更新できなかったからか、11秒64という優勝タイムでは、客席からの歓声も少なめ。むしろややため息。
2位には高木が入って、選手は代わったけど2年連続龍谷大学が2位。

  • 女子200m予選

高橋はエントリーしてなく。
去年の1位と2位は卒業し、3位の中村/慶應もエントリーしてないとなると、去年4位の田中/福岡が本命だろうか。
決勝の顔触れはある程度予想できるけど、優勝予想は全くできない本命不在の戦い。

  • 女子800m予選・準決勝

男子の110mHよろしく、ここは木村/平成国際と野村/中央が本命だと思うけど、この2人は準決勝で直接対決。野村の勝ち。ただ、実績では木村が上回ってるので、明日は逆転があるかもしれない。
その他の選手は見当たらないんだよねぇ。予選1組の勝ちタイムは予選2組*4の7着よりも遅いし……。

  • 女子100mH予選・準決勝

学生記録保持者の城下/青山学院はエントリーせず*5、本命と思った川舩/青山学院も準決勝敗退。
となると、決勝は紫村/早稲田の独壇場かも。予選・準決勝ともにトップタイムだし。

  • 女子400mH予選

「6組1着+2」という厳しい勝抜け。
各組に散りばめられた持ちタイム57秒台58秒台の選手が勝ち抜いていく中、波乱は4組。
持ちタイム58秒40の野村/筑波は前半飛ばし過ぎて後半打ち上がった。持ちタイム59秒11の山本/早稲田は9台目あたりを脚にぶつけて、極度のスローダウン。この組を勝ったのは持ちタイム60秒79の鈴木/立命館。ただ1人、60秒台の選手が組を制した。

  • 女子4×100mR決勝

平成国際は3,4番手で高橋萌木子にバトンを渡せば必ず勝てると言うのが実証されたレース。
去年ほどの「大逆転」ではなかったけど、今年も逆転勝利。
1走から2走を首の皮一枚バトンをつないだ筑波は、3走から4走でもチョットミスがあったかな。
そのスキに進出してた日体大も、実力者ぞろいの中央も、高橋の個人技の前にしてやられた。

  • 女子4×400mR予選

福島大学の地盤低下により、今年の大本命は早稲田大学だろうなぁ。
中央・都留文化・福島・福岡など、2番手争いは激戦っぽいけど。

三村/関西が圧勝。2位の大浦/早稲田が1m73を3回目で跳んだのに対し、三村は1m73,1m76と1回でクリアし優勝決定*6。優勝決定後の1m80も一発クリア。

竹田/北海道教育と前田/筑波の一騎打ち。
前田が1本目に12m70で主導権。竹田が3本目に12m94でトップ。前田は3本目に12m89に伸ばすも2位で折り返し。
順番変わって4本目の前田、順位は変わらないが記録は12m91に。
そして前田の5本目が、13m01の大ジャンプ。自身初の13m台。結局この記録で逃げ切り、前田の優勝。
……と書いているけど、個人的に屈辱なのは、この前田の13mジャンプを見逃した……。たぶん、女子100m決勝の選手紹介をしている間に跳んだんだと思うけど……。

決勝に残った12人に関東が1人だけという事に驚きつつ。*7
優勝は終始安定した投擲の佐藤/仙台。1投目に56m83を投げて優勝を決め、6投目で57m10とさらに記録を伸ばす完璧な展開。
2位の柘植/大阪体育は、2投目から2位をキープし、最終結果の56m00は6投目の記録。
3位の田中/九州情報がチョット特殊。1本目2本目ファールで、3本目で8位の記録を残し後半へ、最後の6投目で8位から3位にジャンプアップし、表彰台ゲット。


そんな感じの今年の全カレ。
2日目を見た感じでは、総合優勝はわせだじゃねーの??順天堂かもしれないけど。
女子はなんだかんだで筑波かな。

*1:このくだり、あとで女子100mのトコを読むまで覚えておいてほしい

*2:今まではアンカー金丸しか見たこと無い

*3:瞬間的には、1位2位3位が順天ってこともあった

*4:木村と野村がいたのは2組

*5:マイルリレーの応援してる姿を見かけた

*6:その割には1m70は2回目だったっぽいがw

*7:その1人もTOP8に残れなかった